第18回IVR看護研究会終了の御挨拶

この度は、第18回IVR看護研究会および前日セミナーにご参加いただき誠にありがとうございました。

 

前日セミナー「TAVI」では大動脈弁狭窄症が、高齢などの理由で手術をあきらめていた方に対しても治療ができる新たな選択肢と、それぞれの専門分野の知識や経験により術後管理まで全てのプロセスを「ハートチーム」で行い生存期間の延長だけでなく患者さんの生活の質の向上を可能にする「DREAM」など、盛り沢山ご講演をしていただきました講師の三浦先生、須合先生、高橋先生に改めて心より感謝を申し上げます。

 

本会の研究会でございますが、「経験から学ぶIVR看護〜未来に残すIVR看護の『知』」というテーマで開催をさせていただきました。ご講演をいただきました古島先生のご講義が、我がIVR看護の今後を考えていく上での必要な臨床経験の獲得、また科学的な知識では説明しきれない看護師が臨床で用いている『知』を獲得するために、古島先生の250日にわたる観察の日々が看護の実践に今後にいかに重要なそしてまた関心の高いものであるかということを改めて実感をさせていただいた次第です。皆様におかれましては、これら臨床の『知』を未来に活かすべく医療現場の「糧」とし、今後のIVR看護でご活躍いただければと思います。

また、多くの発表者の方々より、日頃から努力されている活動や研究を賜り、深く感謝いたします。参加された方々も、より一層意識が高まり、理解を深めることができたのではないかと感じております。

 

今後は、このIVR看護での貴重な経験を大いに活かし、これからのIVR看護の発展のため皆様とともにこの研究会から発信していければと思います。また、この研究会に参加していた頂いた皆様には厚く感謝の気持ちを申し上げ、書中をもちまして御礼に代えさせていただきます。ありがとうございました。

                             第18回IVR看護研究会当番世話人 

                                 三井記念病院 本間美智子

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IVR看護研究会は、安全安楽かつ効果的に患者がIVRを受けられるようにIVR看護のあり方を検討する場です。本会はIVRにおける看護の臨床実践能力を高めるため専門知識や技術の習得、研鑽をめざし、チーム医療における看護師の役割を追求し、また、IVR看護師の専門性を確立するため、継続して学習する場、人的交流の場を提供することを目的としています。